もともとお施主様の父親の兄が暮らしていた住宅。誰も住まなくなったのを機に、お施主様とその姉夫婦で、親戚が集まったその思い出のある住宅をリノベーションして、暮らすことを決意。

 

<外部空間について>
サッシはシャッター付きLow-eペアガラスに交換し玄関ドアも引き違い戸から気密性の良い玄関ドアに交換。外壁も一部をお気に入りのタイル調にし、新しい金属製サイディングを張り替え自分好みの外観にすることが出来ました。 屋根は雨漏りしていた部分を補修するだけにとどめております。

 

 

<内部空間について>
玄関脇の土間は昔のままに残しつつ、各部屋をリノベーション。 二間続きで使われていない和室を、思い出のある縁側と共にLDKに。 台所は反対に移動し、明るいキッチンで料理も楽しくなります。南側のサッシと丸太梁はあえていじらずに既存を残し、お気に入りの空間としました。さらに既存の和室は、畳をはがしフローリングに。既存の腰壁と手摺はわざと残し、思い出を残しておきました。

 

 

 

 

<水廻りについて>
キッチン、洗面、お風呂はタカラスタンダード製で ところどころにホーローパネルを用いてお手入れしやすくしました。トイレはLIXILで手洗いを別につけ、手摺をカウンターと組み合わせているものを取り付けました。